最も基本的なサリダで、女性が左足を前に交差する時に、
男性は右足をステップしますね。
昔はこの男性の右足を、コモディン(切札)と呼んでいたそうです。
女性の左足の交差を深くさせると、
男性の右足は女性がステップした位置に合わせて、
自身の左足よりも少し前にステップし、
女性の交差が浅いと、男性の右足は左足よりも少し後ろになります。
このように、柔軟にステップする位置を変えられるので、
切札と呼ばれていたそうです。
女性の左足を何処に交差させるのかは、勿論男性がリードします。
そのために、男性は左足にしっかり立ちます。
女性の右膝が伸びていますので、男性の左膝も伸ばします。
女性の左足をどこに置くのかは、男性が重心の位置で伝えます。
土踏まずに重心があるのと、指の付根に重心があるのとでは、
女性の交差する位置が変わります。
女性に交差する左足の位置を伝えてから、男性は重心の真下に
右足をステップします。
この時は、まだ重心は左足に残っています。
女性も交差をした時には、まだ右足に重心があります。
その後、男性が右足に重心を移し右膝を緩めるのと一緒に、
女性は左足の踵を踏んで重心を移します。
その時に、右膝の力を抜くと左足で重心を受け留めやすくなります。
女性に左足を交差させるだけでも、このような細やかな
リードが必要です。
きめ細かく伝えることにより、女性もその全てを理解しようと
男性への集中力が高まります。
そして、より一体感が強まり、一瞬を長く感じ、
大切に味わえるようになっていきます。
文字からではサリダのイメージができない方は、
アルゼンチンタンゴ・ダンス協会のトップページの下の方に
「今すぐ学べるショートレッスン」がありますので、
参考にしていただけますか。
http://www.tangodance.co.jp/
気持ちよくサリダが踊れるお役に立てれば、とても嬉しいです。