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白衣の天使にはなれず,術衣の堕天使の,つれづれな日々の雑記です。

プロフィール

Yoko Kawakami
手術室専属看護師

めんどくさがりのさみしがり
朝寝坊の夜更かし上手
万年ダイエッター
先天性運動神経欠損症
ゲーマー,ヒキコモリ
破天荒,あまのじゃく
お酒・タバコ・炭酸飲料ダメ
ピンク・紫・ヒョウ柄好き

特に脳血管障害手術介助のエキスパートを目指して日々勉強中です☆

カテゴリアーカイブ
患者に失礼 [2009年12月13日(日) ]
今までずっと脳神経外科をやって来た私。
まだまだ消化器の手術は慣れません。。。
いつも外科の手術ではやたらと怒られるDr.S。
声も大きくてチクチク嫌味な叱り方をする。

けれど,先日。
別の医師が執刀医,助手がDr.S,私がなれない器械出し。
ある場面で私じゃなく,執刀医に向かってえらい見幕で

「そんなやり方すんなよ!お前,自分の身内だったらどう思うか?!患者さんに失礼だっっ!!!」

・・・何だかDr.Sってそんなに悪い人じゃないんじゃないかと思い始めました。

いい言葉ばかり言って,でも実は全然技術のない医師もいます。
厳しくて一見嫌な医師でも,心は優しくて患者思いの医師もいます。

どっちが執刀医でも,同じレベルの手術になるように介助するのが私たちの役目。
そうでないと患者さんに失礼です。

明日からも頑張ります。
環境の変化 [2009年11月14日(土) ]
さて。

ずいぶんと長い事放置してきましたが・・・。

以前の職場は有名で大きな職場でしたが,細かな規制が厳しく,それによって能力も発揮できずに苦しんできました。
すごく能力のある人でも上司に抑圧されていた人も・・・もったいない。

職場がころころ変わってばかりですが,今の職場はリベラルで,一人一人の個性を大事にしてくれています。
田舎ならではのいいところ。のんびりとゆとり看護。
・・・とはいかず,OP室の中はどんな職場も患者のスタッフも命との闘いです。

またそろそろゆっくり再開して行きたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
GWの合間に・・・ [2009年05月07日(木) ]

洗濯!!



学生のいるうちのベランダみたいになっていますが・・・。
当院では手術室は白のアンクルソックス着用が義務付けられています。

短いから寒いし,アンクルソックスでなければならない理由がわかりません・・・。
なので,私はメディキュットと重ねてはくようにしています。

靴下はいて靴はいて,その上から,靴が汚れないための防水カバーを履くので,足が蒸れて,さらには熱がこもって気分が悪くなる事もあります。
なので,お行儀悪いのですが,私は靴のかかとを踏んで履いて,熱くなったらちょっと脱いで換気(?)出来るようにしています。

なので・・・毎日靴下がどっさり・・・。

天気が悪いと洗濯できないのでこんな状態になります。

GW,1日しかお天気じゃなかったので・・・まとめてどっさり洗濯しました。。。
看護の喜び [2009年04月30日(木) ]
前の職場の後輩と食事。

後輩と言えども,今は大学院。
私は認定看護師の資格を取るのか取らないのか,どっちつかずの気持ちで何となくネームバリューに吸い寄せられて働いている,何とも恥ずかしい先輩。

私の一番嫌いな生き方は「5年後も今のままでいれたらいいなぁ」という普遍的な生き方。

それは後輩も同じで,看護について,仕事への姿勢について,ファミレスで熱く語り合ったらノンストップで22:00(笑)
5年後,またこうやって語り合える生き方をしよう!と二人で檄を飛ばし合いました。
疑問に思うことはたくさんある・・・そして,学びたい気持ちはたくさんある・・・。
それなのに,それを斡旋してもらえない環境・・・。
もちろん,ある程度妥協すれば居続ける事はもちろん可能。
一緒に頑張っていこうと,奮起しました。

帰り着く間際に「遅くまで有難うございました,また行きましょう!」とメールすると,

「こういう話をする時に看護の喜びを感じる,こんな思いを無駄にしてはならないですね」

と嬉しい返事。
こころがすっきり晴れました。

帰宅は日が変わるくらい遅くなったけれど,たまにはこんな夜もいいね。
学会 [2009年04月25日(土) ]
そういうわけで,学会です。
今回,ナースセッションというものが初めてあったので,看護師の参加者も多いようでした。
看護師の参加者は何となく群れているというか,何人かで固まっているのですぐに解ります。
また,普段着っぽい格好で参加している方もおり,学会=勉強の場という雰囲気を少し壊しているような感じも見受けられました。
医師系の学会に看護師が増えるのは嬉しいですが,看護系学会にありがちなダラダラとした雰囲気を持ち込まれるのはどうかと思います。

さて,最終日のナースセッションですが,朝から「発表見に行くからね」といろんな先生方に言われていたのですが,演題12題のうち実際発表する施設の共同演者数名,そしてその施設の医師やその他の医師,看護師,全て含めると椅子が足りなくなり,途中で座席を増やすというハプニング発生(笑)
座長の看護師と交流があったので緊張しないかと思いましたが,オーディエンスがVIPな先生方でとても緊張しました。
いろんな質問も出来ましたしいろんな意見が聞けて,発表が終わってからフロアで話しかけられたり,挨拶をする事が出来た看護師もいました。

狭い会場だったので,それでも立ち見が出るという大盛況。
私も座長の経験はありますが,今回の座長だったN師長,Nさんはまとめるのも非常にうまく,とても楽しいセッションでした。

終了後はプチ打ち上げで,毎年お世話になっているA病院のKさん,Sさんと医師2名を交え,秋田の味覚を堪能しました。

きりたんぽ,美味しかったです。
バイパスハンズオン [2009年04月23日(木) ]
学会の一環として,ハンズオンセミナーが秋田のある医療施設で行われました。
前に勤務した病院では,ホテルでハンズオンを行っていた事もあり,どんなものなのかはイメージがついていましたが,ホテルだと「ブタ血管」などの衛生上問題のあるもの,針の取り扱いなど,ものすごく厳しい指導が入るのでした。
こちらの施設は,医療機関の手術室を提供して下さっているし,もともと非常に興味のある施設だったので,どんな手術室で,どんな看護師がどのように器械出しをするのかが非常に興味がありました。
立派な施設の看護師は教育も行き届いており,施設も決して新しくはないと教えて頂きましたが,とても掃除の行き届いている整理整頓された清潔感のある手術室でした。

今までいろんな医師のバイパスを見ましたし,私自身もバイパスハンズオンセミナーを受講した事もあります。実際に吻合を経験する事で,医師の気持ちに近づけ,器械を渡す際の注意などが身をもって解ったため,こういった機会があれば進んで参加しています。

ハンズオンが終了した後そのままホテルへ歩いて移動,その後は会長招宴です。
私自身は会長招宴に参加するのが初めてだったので少し緊張しましたが,いつも学会で会う先生方などと一緒に少し和んで会場入りしました。

今までこの学会には看護師の発表の場が設けられていませんでした。
しかし,この学会であるからこそ,看護師が聞きに来てもおかしくない,むしろ大事なんじゃないか,と思っていましたが,今年からナースセッションができ,今年も12題の演題がエントリーされたようです。

さて,私たちの宴席は「花」で,まさに会長招宴の花?の女性陣です。
同じセッションの座長であるAセンターのN師長さん,そして認定看護師をもっておられるA病院のNさん,非常にいいお話が聞けて勉強になりました。
いつもは看護師と学会で話す事もないですし,どちらかというと,閉鎖的な考えの看護師が多いのですが,お二方とも非常に楽しい方で,とても斬新な,開放的な,先進的な考えをお持ちでした。こういった施設の看護師たちは伸びるんだろうな・・・などと考えながら,美味しい料理(と他の方はお酒)を肴に楽しい時間を過ごしました。

こういうモチベーションの高い先輩に出会うと,ますますこれから頑張ろうという気持ちになり,モチベーションが上がりますね。

修了後,
・・・スライド,そろそろ作らなければ本当にまずいのでは・・・?

という気持ちを押し殺しつつ,久しぶりに出会った医師たちと遅くまで騒いでいました・・・。

写真は昨年のバイパスセミナーの修了証です。
秋田へ [2009年04月23日(木) ]
CNTTという学会のために,秋田にきました。
初めての秋田はものすごく寒くて,そして雨女お約束の天候でした。
最近はキャリーに折り畳み傘を必ず入れています。

明日は憧れの施設の一つでバイパスのハンズオンセミナーがあります。

それに参加するためにいろいろとふりかかる困難を乗り越えて,こんな夜遅くにひっそりと秋田入りしました。
これからの何日間か,とても楽しみです。

・・・発表のスライドが依然として出来ていないのが気になりますが・・・。

夜遅くに淋しく到着したので,今日のご飯はロッテリアに決定です。
学会に行くとご当地の美味しい物を食べられるのでとても楽しみなのですが,明日からにとっておきます。

おやすみなさい。
タイムアウト。 [2009年02月20日(金) ]
患者さんと医療チームで入室確認をした後,患者さんに麻酔がかかります。
そして手術が始まる前,患者さんにメスが入る前,もう一度確認が始まります。
それを

タイムアウト

と言います。
当院の手術室で対象にする臓器は左右にもあれば複数個のものもあります。
病変のない正常なものを手術するなんてことは絶対に許されないことです。
なので,患者や部位を間違えていないか,もう一回全員で確認します。

カルテの同意書を開き,執刀医が言います。
「術前ミーティングを始めます,患者さんは○○さん,○○(術式)で,○時間予定です」

そして,担当者全員が名前を言います。
「執刀医○○です」
「助手の○○です」
「麻酔科○○です」
「器械出し(看護師)○○です」
「外回り(看護師)○○です」

「お願いします」

こうやって手術が始まっていきます。

患者確認のために,タイムアウトは必要です。
しかし違う意味でも,私は「器械出し,川上です」という一言で,
「今日の手術は私が責任を持って器械を出させてもらいます」という気分になり,ものすごく気が引き締まります。
手術中も「ちょっと,看護師さん」ではなく,「川上さん」と名前で呼ばれます。
「看護師」として見られているのではなく,「個人」として見られているので,適当に手を抜いたことは出来ません。
人に意識されているというのは,責任ある仕事をする上で,とても重要なことだと思います。

仕事は楽しくなくてはいけないけれど,それはダラダラけじめなく,というのとは違います。
プロなのですから,責任をもってある程度の厳しさと緊張感は必要です。

そうやって今日もたくさんの患者さんが手術を終えて出て行かれました。
あいさつ。 [2009年02月19日(木) ]
今日の手術は長めでした。
私は器械出し,外回りは後輩だけれどそこそこ経験のある看護師。
術野のあまり見えない手術だったため,モニターを使用するのですが,いろんな機器に阻まれて殆ど見えません。
屈み腰の中腰半回転ひねりのような格好でモニターを見ていたら,外回りのYさんが黙って椅子をそっと置いてくれました。
私もあまり手を出すことのない手術だったので,Yさんに注目していたら,

私が早く食事に行ける様に,手の空いた時間に私の分の片付け物をしてくれたり。
麻酔導入のちょっとだけ空いた時間にバイタルサインをチェックしたり。
次の手術に使うテープ類を切ったり。

経験があるので要領を得ているといえば当たり前なのですが,次のことを考えて,相手のことも考える,そんな気遣いが素敵だなと感じました。

ちょっと疲れた時に「疲れた目線」を送ると,軽く拳を作って「頑張れサイン」を送ってくれたり。
にっこり笑ってくれたり。
そんな心遣いも緊張の連続の器械出しにとってはとても嬉しいものです。

器械出し看護師と外回り看護師は手術中,コンビで仕事をしています。
ちょっとした気遣いや相手への思いやり,十分なコミュニケーションが,手術をスムーズに終わらせる潤滑油でもあり,そして仕事を楽しくやれる秘訣なんだろうな,と思います。

当院手術室の休憩室にこんな言葉が貼ってあります。

「笑顔も会釈もあいさつのうち」

まさにその通り。
当院の手術室ではあいさつに始まり,
「○○やりましょうか?」
「(手が空いたので)何かすることありますか?」
「ありがとうございます」
「助かります」
などのスタッフ間の声かけが多いように感じます。

声かけが多い職場は,仕事上の雰囲気がよく,ミスが少ないです。
これは間違いなくそう断言できます。
同じ仕事なら,ミスなく楽しくやりたいですものね。

あいさつ,とても大事です。
いざ学会へ。 [2009年02月17日(火) ]
ある学会にエントリーしていた演題が採用されました。

脳神経外科の器械出しをずっと専門的にやってきたし,民間病院だったり国立病院だったり,他施設へも呼ばれて行ったりもしました。
その経験を活かした発表が出来ればいいな,と思います。

学会で発表することは何も特別なことではないし,すごい事をしている特別な人だけが発表するわけではありません。
自分がやっていることを世間に見てもらって,それに対して意見をもらう場であると思っているので,私は一年に一回はどこかで学会発表することを目標に,仕事上の年間プランニングやモチベーションの維持をしています。
学会に行くといろいろな情報を得るので,あれも取り入れてみよう,これはどうしてこうなのか調べてみよう,など,本当に仕事のpotentialが上がります。

発表までは準備でまた忙しくなるけれど,それはそれで刺激になります。
一年が学会やセミナーや試験や・・・そんな事で埋め尽くされていきます。
既に12月までの予定がだんだんと組まれていっています。
こんな生活なので,いつの頃からか手帳が必需品になりました。

こうやってだんだん歳を取って行くんだろうなぁ・・・。

4月の秋田,まだ寒いんでしょうね。
頑張ります!
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